よくある質問Q and A
安心・安全・確実なカルテ・機密文書の処理
医療機関における個人情報保護の重要性
カルテやサマリー、検査会社から送られる結果票には、患者さんの氏名、住所、病歴、検査結果など、多くの個人情報が含まれています。情報漏洩は、患者さんのプライバシーを侵害するだけでなく、医療機関の信用を失墜させる可能性もあります。
カルテと会計帳簿の保管:医療機関の深刻な課題
医療機関にとって、カルテと会計帳簿の保管は、年々深刻化する課題です。カルテは最終診察から5年間、会計帳簿は10年間の保存が義務付けられており、開業年数の経過、患者数の増加とともに、保管量は飛躍的に増加していきます。残念ながら開設された医療機関のほとんどが、カルテや会計帳簿の保管スペースを将来の増加を見込んで設計していません。そのため、診療録や帳簿の増加が著しく、当初想定していた保管スペースがすぐに不足してしまうケースが少なくありません。
そこで、職員用ロッカーの上や診察台の下などで無造作に保管し、適切な管理体制が構築できなくなることで紛失や情報漏洩のリスクが高まります。これらは重大な事件に発展する可能性もあり、その復旧には多くの時間と労力、費用がかかります。
電子カルテ導入後も続く紙カルテの必要性
多くの医療機関が電子カルテ導入後も紙カルテを併用
近年、多くの医療機関で電子カルテが導入されていますが、診療に使用するための紙がなくなるわけではありません。問診票や、診察録への医師の直筆記入、他院からの紹介状・検査結果の印刷など、紙カルテが依然として必要とされる場面は多く存在します。患者さんが院内のどこにいるかを把握するために紙カルテを回し、診察・検査終了後、お会計のときに受付に戻ってくるような運用は今後もしばらく続くでしょう。しかしながら、紙カルテや紙の帳簿の場合、保管スペースの確保は容易ではありません。
カルテや帳簿は年々増加傾向にあり、カルテは患者様の個人情報、帳簿は財務情報が含まれるため、廃棄には細心の注意が必要です。しかし、シュレッダーによる処分には限界があり、時間と労力が必要となるため、事務員の負担が大きくなります。
安全で効率的なカルテ・機密文書の廃棄サービス
そこで当社は長年の経験と専門知識に基づき、患者さまの個人情報保護を最優先に考え、厳格なセキュリティ体制のもとでカルテ・機密文書の廃棄処理を承ります。すべてのスタッフは、情報セキュリティに関する教育を定期的に受講しており、患者様の個人情報保護に関する意識を高く持っています。ご依頼された書類は、産業廃棄物処理法に基づいて適正に処理いたしますのでご安心ください。ご希望に応じて、廃棄処理完了後には処理証明書を発行いたします。
数量や場所に関わらず、柔軟に対応いたします。カルテ・機密文書の量や処理方法によって、料金は異なります。梱包用の段ボールもご用意しており、レントゲンフィルムの廃棄についてもご相談を承ります。
カルテ・機密文書・レントゲンフィルムの廃棄に関するご相談は、こちらのお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。